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宵闇
第11章 惑い


それから少し経った日のこと────。


「……大丈夫かなあ……」


電車内で思わず呟いてしまった。
連動するように溜め息まで出てくる。


葉月くんとの待ち合わせ──会うのはあの日以来だから、普通にできるか正直とても心配だった。


今日は前々から……この前会ったときよりもっと前から約束していたお出かけ。
ふたりとも好きなシリーズものの映画の第三作目が公開されると知って、公開日に一緒に観に行こうと話していたのだ。
もちろん葉月くんの仕事の都合もあるから、それが大丈夫だったらという話だったけど……結局大丈夫で、予定通りこうやって私は待ち合わせ場所へ向かっている。

そう──尽きない不安と緊張を抱きながら。


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