パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第19章 枷

「……足、少し開いて」


その願いに、琴音は素直に応じた。
僕は足を離し、開かれたその隙間からするっと……下着の中に右手を入れる。
はっと息を飲む琴音。


「だめっ……」


説得力がないとしか言えないそんな呟き。
もうぐっしょりと濡れているそこを、手のひらで覆うようにして揉んだ。


「あ……や……ぁあん……！」


蜜が溢れ出る穴に指先を侵入させていくと、より甘い声が。
ふっと耳元に息を吹きかける。
びくん、と反射的に首を竦めた彼女の耳をそのまま舌でなぞった。
目をぎゅっとつぶって、下唇をぎゅっと噛んで、必死で何かに耐えるような仕草が本当に可愛い。可愛すぎる。
僕の欲求はエスカレートしていく一方だった。


「琴音、これ邪魔」

「え……」


目を開けて僕を見た琴音に、左手でキャミソールの裾をひらひらと揺らす。


「胸、見せて」

「……っ……」


何か言いたそうな目で僕を見上げながら、でも結局は僕のお願いを聞いてくれるんだろう。


そして、そのとおり。
両手でキャミソールの裾を持った琴音は、胸の上までゆっくりとずらしていく。
白い張りのある膨らみと、ピンクの乳首が顔を出した。
はあっ……と深く息を吐く──僕の最愛の彼女。


「そのまま押さえてて」


こういうところが、琴音が意地悪って言う理由なんだろうな──そんなことを思いながら左手の指で、すでに硬く大きくなってその存在を主張している琴音の右の乳首をつん、とつついた。