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一夜の愛、人との愛
第13章 金の拘束
服の中に右手を突っ込み、岩肌に凭れる姿を、金色の眼差しが見詰めている。
そう意識した瞬間、指先が触れたままの秘所が、ひくりと嬉しげに震えた。
「……あ」
思わず足先で地面を引っ掻くが上手く力が入らない。
男は無言で自分を見ている。
「ッ…」
何事も無かったように、右手を戻そうとするのに、意志に反して指先がぬかるみに沈む布から離れない。
「続けろ」
「ぁ……」
「早く」
低く深く響く声に、問答無用で急かされて、言い返したいのに開いた口からは熱い息だけが漏れた。
「あ…、ぁ……」
止めようと思っているのに、右手の指が耐えられない快感に震えて、それだけで湿った布越しの裂け目を縦に何度もなぞってしまう。
「見…ない、で…」
快感を否定しようと首を緩く振るも、微かに光る金色の瞳から視線が外れてくれない。
無言のまま、じっとコチラを見られているだけで、自然と右手の動きが早く、深くなっていく。
服の中だから見えないはず。
そう思っているのに、羞恥心は高まって、身体が熱くなる。
指先に触れる割れ目の滑りが、どんどん潤んで、下着をしっとりと濡らしていく。
薬指が下着の線を撫でると、もう、直接触れたくて堪らなくなってくる。
「ぁ……んっ、は…」
「……ふっ…」
真理亜が目を閉じて唇を薄っすら開くと、まるで呼応するように男の深い吐息が空間に響いた。
一緒に快楽を追いかけているような錯覚に、身体の奥がきゅんと疼く。
(見えるわけないんだから…)
甘く囁く胸の中の欲求に誘われるまま、右手を下着の横から潜らせれば、そこは、びしょびしょに溢れて、既に水音が聞こえそうだった。
そう意識した瞬間、指先が触れたままの秘所が、ひくりと嬉しげに震えた。
「……あ」
思わず足先で地面を引っ掻くが上手く力が入らない。
男は無言で自分を見ている。
「ッ…」
何事も無かったように、右手を戻そうとするのに、意志に反して指先がぬかるみに沈む布から離れない。
「続けろ」
「ぁ……」
「早く」
低く深く響く声に、問答無用で急かされて、言い返したいのに開いた口からは熱い息だけが漏れた。
「あ…、ぁ……」
止めようと思っているのに、右手の指が耐えられない快感に震えて、それだけで湿った布越しの裂け目を縦に何度もなぞってしまう。
「見…ない、で…」
快感を否定しようと首を緩く振るも、微かに光る金色の瞳から視線が外れてくれない。
無言のまま、じっとコチラを見られているだけで、自然と右手の動きが早く、深くなっていく。
服の中だから見えないはず。
そう思っているのに、羞恥心は高まって、身体が熱くなる。
指先に触れる割れ目の滑りが、どんどん潤んで、下着をしっとりと濡らしていく。
薬指が下着の線を撫でると、もう、直接触れたくて堪らなくなってくる。
「ぁ……んっ、は…」
「……ふっ…」
真理亜が目を閉じて唇を薄っすら開くと、まるで呼応するように男の深い吐息が空間に響いた。
一緒に快楽を追いかけているような錯覚に、身体の奥がきゅんと疼く。
(見えるわけないんだから…)
甘く囁く胸の中の欲求に誘われるまま、右手を下着の横から潜らせれば、そこは、びしょびしょに溢れて、既に水音が聞こえそうだった。