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一夜の愛、人との愛
第2章 朝8時のハプニング
最初の違和感から1駅。
彼女の中で、違和感は確信に変わっていた。

(痴漢・・・!)

脳裏をめぐる単語が、真理亜の顔色を曇らせる。
最初、太腿にぶつかったように感じた誰かの掌は、今では真理亜の臀部を包み込み、時折、その肉付きを確かめるかのように指先に力を込めていた。

(もう、早く着いて・・・)

これ以上、エスカレートしないなら、なんとか我慢して、到着と同時にダッシュで降りれば逃げ切れる。

けれど、真理亜の願いをよそに、事態は彼女を追い詰める方向へ転んでしまう。




「っととと!」

車内の奥で、年配のサラリーマンが頓狂な声を挙げるのが聞こえた。




電車が急ブレーキをかけて、止まったのだ。
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