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一夜の愛、人との愛
第6章 黒い地下牢
両手の動きを止められないまま、真理亜は誘うように脚を開き、膝を立てる。

敏感な部分を弄るうちに、赤く熟れた襞がうねり、真理亜の体は、奥に熱を感じたくなっていた。

「はやく、・・・ほしい」

鼻にかかった声で誘い、入り口に触れるものを、真理亜は強請った。

男の笑う声が、遠くで響いた気がした。

「んぁ・・・、あ、ん・・・」

ヌルリと穿たれたのは、男の指だった。

細く長い、その温もりの心地よさに、真理亜が顎を逸らして感じ入る。

指は、じっくり動き、真理亜を焦らすと、時折動きを止めては観察しているようだった。

「や、・・・もっと・・」

男の指の動きが収まりそうになると、真理亜の右手は茂みの中の突起を強く擦って快感を貪ろうとする。

男の指が増えるごとに、真理亜は体をくねらせた。



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