この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一夜の愛、人との愛
第7章 魂の色
ザレムの翼から、羽が1枚、音を立てずに地に落ちた。



「傷?」


「人間には見えねーよ。でも、感じる奴はいる。その傷は、人間の男を引き寄せる」



真理亜が、視線を揺らして記憶を辿る。

自分に触れてきた男がいた気がする。

満員電車で肌に触れてきた男、廊下でぶつかって口付けてきた男、暗い路地裏で押し倒してきた男。

思い当たってザレムを見れば、彼がじっとコチラを見つめていた。



「だから、こんなに面倒くさい拷問を受けてんだよ。お前を抱いたんじゃないかって、すげー聞かれてる。お前の体に聞けって言ってやったんだけどな」



楽しげに言って、彼は話し疲れたのか背筋をグイと伸ばした。

だが、真理亜は男の言葉に眉を潜めていた。



「私の体にって、どういう意味?」


「あぁ」



ザレムが面倒くさそうに相槌を打った。



「半人前の天使は、人間を抱くこと、・・・正確には、人間を孕ませることを禁じられてる。孕ませた天使は”穢れ”に落ちて、消滅すると決まってる。けど、そんな罪を犯す奴が、素直に自分の罪を吐くわけもねー」



通路の奥で、松明の炎が揺れた。



「だから、見分け方がある」



真理亜の頬に緊張が走る。






「半人前の天使の精を受けた女は、左の内腿に痣が浮かぶ」





/226ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ