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一夜の愛、人との愛
第8章 銀の鎖
腰に捻れたスカートを纏い、胸元に脱げきれない下着をつけたまま、


真理亜が自慰にふけりだす。


男の視線に囚われたまま、彼女の右手は抵抗を放棄した。





「キモチイイですか?」


「は、ぁ・・・んっ」


問いかけには答えずとも、真理亜は視界を奪われた首を振った。


男が密やかに笑う声が聴こえる。


「嘘つきですね」


「は、・・・あ・・・」


止まらない右手がクリトリスを弾き、左手は右の胸の飾りを抓っては引っ張る。


「貴方の指は、とても正直だ」


「ふ、ぁ・・・」


閉じた瞼から、何故か涙が零れる。その雫をスカーフが吸い取る。


「こんなに動かして、止まらないのですか?」


「や、・・・あッ」


何かが左手の甲に触れた。男の指だと気づく。


(触って・・・)


瞬時に感じた願望に、真理亜が顎を逸らして喉元を晒す。


「噛み付いて欲しそうな喉元だ」


言葉が近い。そう思った時には、鎖骨に温かい吐息がかかった。


「あっ、ア! ・・・っ、あぁ!」


予想もしない感覚に、真理亜の腰がびくびくと跳ねる。


下着が機能しないほどに濡れ、彼女の身体が軽い絶頂に震えた。


「もう、イッてしまったんですか?」


「ふ、・・・ん、ぅ・・・」


「駄目ですよ。まだ、熱いでしょう?」


暗闇の中で聞こえる声に縋り、真理亜の顔が快感に染まった。


彼女の身体が弛緩すると、クレイルは真理亜の右手を下着にかけさせた。


「脱いでしまいなさい。楽になる」


諭す言葉に、真理亜の左手も、自ら下着にかかる。


(もう、・・・だめ)


真理亜が、快楽に従属する。


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