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だって可愛いから。
第1章 エレベーター
「ちゅ…全部舐めちゃった。そっちも綺麗にしてあげようか?」
ねっとりした液にまみれながら、腹につきそうなほど反り返った性器を指差して、樹が微笑む。
「本当に…ムリ…ッ…ダメ…」
声は震えていた。きょうすけは両手で性器を押さえ込んだが、当然どうにかなるものではない。
「…可愛いなぁ…どうしてそんなに可愛いんだろう?」
樹が堪らず抱きしめた。きょうすけを押し倒し、優しくキスをする。驚いて視線を上げたきょうすけの目の前には、頬を赤くさせた樹がまた口付けていた。
「んッ!…あ…っん…んふ…」
強張ったきょうすけの口元も、何度もついばまれるうちにほころびはじめ、徐々に歯列を開き始める。
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