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第1章 エレベーター

「先っぽから？」
その先っぽをグリグリと刺激しながら。
拭っても拭っても、トロトロと溢れてくる。
「アゥ！！さ…先から…何か…出てるッ！！」
ヌルヌルが糸を引くようにゆびが離される。
繰り返しその様を見せつけられて、きょうすけは今にもイきそうだった。
歯を食いしばって、お腹に力を入れて堪える。
その姿を興奮しながら樹は見つめていた。
「イヤラシイ糸がひいてるね。もうイッちゃうの？ココから出ちゃいそう？」
反り返りの先端をひっかくように刺激する。
すると一段かたさを増すソレはきょうすけの身体と一緒に震えていた。
「う…うんッ…出ちゃ…いそうッ！」
小さな声で…吐息と共にかすれた声で呟く。
樹は指をはなして、粘液に塗れた手をきょうすけの頬にぬりつけた。