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だって可愛いから。
第3章 俺が好き?
樹が真面目な顔で問う。

「いや…彼女ではないです。何度も断ったんですけど…あまりに真面目に何度もやってくるのでお友達から…というわけで。」
「…ふーん…」
樹はきょうすけに水を渡した。何だか、面白くなさそうだ。そうきょうすけは感じた。
「…私のこと、どう思ってる?」
樹も水を飲みながら視線を合わさずに言った。
きょうすけは急な質問に、即座に応えることができない。
「どうって…僕は恋愛感情ってものがどんなものかも知りません。樹さんは僕にとって…なんていうんでしょう…もう、生活の一部というか…」
しどろもどろと自分でもよくわからないことを喋っていると思っていた。
ようやくきょうすけは体を起こすことができるようになり、水を飲み始める。

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