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微かな光
第1章 自殺サイトで知り合い
明らかに年季の入った白い軽自動車が目新しい、磨かれ反射する車たちの中で悪目立ちしていた

そのおかげで、直ぐに待ち合わせの車だと分かる

遠目からでも人が乗っていることが分かる

明美は覚悟を決めていたが、心臓が大きく弾むのを抑えることは出来なかった

歩き、車が近くなるほど比例して心音が大きくなった

真正面で立ち止まり車の中のつかれ果てた男とガラス越しに対峙した

男は三十になろうかというように見えた

黒いTシャツに銀色の腕時計がハンドルに乗った手首から見えた

虚ろな瞳が明美を捉えて少し色がつく

驚きで明美を見つめる

男はてっきり連絡を取り合っていた人は成人女性だと思い込んでいた

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