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淫乱高校生
第7章 LUNA

ふかふかして気持ち良い。ふわふわしてる気分…
「ん……」
薄っすらと目を開くと目の前には黒…黒い天井…?近くから男の人の声が聞こえる。誰かと話してるみたいだけど、聞こえる声は1人だけ
「お前あとどのくらいで戻ってくんの?ん、おっけー」
「いや、ぐっすり寝てる。とりあえず冷やして消毒とかはしてある」
「大した怪我じゃねぇからな。それより、お前珍しいことすんな。え?あ、ちょっ…あいつ切りやがった」
声のする方に目線を向けると男の人の後ろ姿が見えた。暗い茶色の短髪に黒のシャツ、黒のズボン
誰だろう…?それよりなんであたしここに……
「………っ!」
二郎さんの事を思い出してガバッと身体を起こすと痛みが走った
「お?起きたかっ!あ、いてぇだろ?横になっとけ!」
男の人はこっちに来てゆっくりと体を横に倒してくれた。目が合うとニカッとひまわりの様な笑顔を零す
「ひまわり…」
「ひまわり…?」
「あ、ごめんなさい…貴方の笑顔がひまわりみたいで…」
「…………」
ぽかんとした顔で見つめられる。え、やだ…失礼なこと言っちゃったかな…
「あ、あの…ごめんなさ、」
「ぶふっ、くくくく…あははっ」
え?すごい笑い始めた…お腹抱えてるし…いや、そんな自分の膝バシバシ叩いたら痛いでしょ…
横になりながら困惑した表情をすると悪い、悪いと謝られた。別にいいんだけど…

