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粉雪のファンタジー
第1章 美しい女『雪』
……そして……
俺は携帯を手にした。







……そう……
早い方がいい……







流行る気持ちを
抑えて、社長に
電話を入れる。



『高杉です。
すみません。あの、さっきのお話し、
受けてみたいんですけど。よろしく
お願いします。』



『そうか!!
やってみるか!!
すぐ手続き取るけどいいんだよな?』



『……はい……
お願いします!』



『……高杉……
『おまえなら、
そう言うと思ったよ。
絶対イケるから!』



『……はあ……
そうすかね?』



『アラ、気弱な(笑)ま頑張れよ。
1カ月あるから、
余裕だろ。
じゃな。』







……余裕ねえ……







俺は電話を切った。






……よっしゃ!……頑張ってみますか!






俺の決心は決まった。



俺は雪に電話をかけた。



『……雪……?
遅くにごめん。
あのさ…
大事な話しが
あるんだけど…
今から行っちゃ
迷惑かな…?』



『……涼……?
いいよ?
マンション解る?』


『ああ。
ごめんな?遅くに。』



『……ううん……
私も涼に
逢いたいもの……
待ってるね?』



『……有難う……』
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