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粉雪のファンタジー
第3章 涼の決心…そして最終章★



医師の許可が降りて俺は、
雪の撮影は3日に1度にしようと、
決めて居た。
毎日だとそれこそ、雪に危険が伴う……


撮影はやはり、
ビデオに収める事にした。
ある日俺はまた、
雪に逢いに行く。



『……雪……
今日も撮影するか?』



すると雪は嬉しそうに微笑んだ……



『……雪……
体調は平気か?』



『……達ちゃん……大丈夫よ。
有り難とう……
達ちゃん……
いつも忙しいのに、ごめんなさい。』



『可愛いい雪の、
為だよ♪
今日は何を涼に、
話すの…?』



『……そうね……
涼との想い出♪
X’masの日の事♪』


『……雪……
沢山想い出が、
あるんだね♪
じゃあ始めるよ♪』


雪はビデオに向かって静かに、
涼との想い出を、
語り出した。



……雪……
悔いの無い様に、
涼に沢山話せよ……


こんな感じで、
雪との撮影は、
順調にそれからも、続いて行った……



1週間2週間と、
俺は雪を撮り続けた。



幸せそうに話す、
雪を見て俺は、
ほんとに涼の事を、愛して居たんだなと感じた……



……そして……
ここまで雪を、
愛してくれた涼に、俺は心から感謝した……
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