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涙色☆遠恋
第1章 奇跡的な出逢い
『……ねえ……
今回は俺の密着
なんだよね?』



『はい。
すみません。』



『ハハ♪
謝らなくていいよ♪その代わり夕飯は、俺に付き合ってよ♪一緒にご飯食べよ?俺のいきつけのとこ連れてくからさ♪』


『え?』







『……密着だろ……超密着出来るよ♪』






『……あ……
ご一緒していいんですか?』



『……クスッ……
やる気スイッチ、
入った?』



『……いえ……
そんな。』



『よし!
じゃあ決まりね♪
そうと決まったら、休憩短めにして
休憩短めにして、
ご飯ゆっくり食べない?』



『そうですね。
時間どうします?』


『じゃあ、
15分ぐらいは?』



『そうですね。
じゃあ15分で。』



『……OK♪……
俺はここで休めばいいから♪』



『あ、
じゃあ私もここに、居ていいですか?』


『いいよ?
ここでいいの?』



『はい♪』


『……OK♪……
じゃあ飲み物、
取ってくるね♪
何がいい?』



『あ、
すみません。
じゃあアイスコーヒーありますか?』



『あるよ♪
じゃ行ってくる♪』


『有り難とう。』


-パタッ-



暫くして彼が、
飲み物を持って来てくれた。



『……はい♪……』



『有り難とう。』






『……ねえ?……
隣座っていい?』







『……え?……』



『……だって……
なんか正面だと、
仕事の延長みたいじゃない?』



……成る程!……
確かに一理ある!



『……あ……
そうね。いいわ。』


『サンキュー♪』



そう言うと彼は、
眩いばかりの、
キラッキラの笑顔で私に微笑み掛けた。


……ああ~!……
止めてー!
なんなのその笑顔!反則でしょー!



……ダメだ……
マジで私心臓、
持たないかも~!



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