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涙色☆遠恋
第2章 彼の居る場所
『食べよっか♪』
『……ええ♪……
涼有り難とう。
とっても美味しそうね♪』
『……どうかな……味は保証しないけど』
『……きっと……
美味しいわよ!
涼の手料理だもの』
『……結奈……
サンキュー♪』
『頂きまーす♪』
『……どう?……
結奈?味は』
『……涼……
やっぱりとっても、美味しいわ♪』
『……マジで?……良かったあ♪』
『……涼……
料理得意なのね?』
『……んー?……
まあ一人暮らしが、長いからやってただけだけどね♪
結奈の口に合って、良かったよ』
『味付けとっても、美味しいわ♪』
『……マジで……
良かったあ』
『……ふふ♪……
涼可愛いい♪』
『……な……
可愛いーって、
なんだよー』
『……だって……
ほんとに可愛いいもの。笑っ』
『……あっ!……
笑ったなあ!』
『……ふふ♪……』
『……結奈……
食べたらそろそろ、送ってくな?……』
『……涼……
そうね……』
……結奈の顔が……悲しい顔に変わった……
……俺だって……
結奈と離れたくは、無いよ……
結奈と離れたくは、無いよ……