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ご主人様に愛されたくて… ~セックス島~
第10章 特別ルール
「デート?俺と?」


リュウキの冷たかった目が一瞬…

緩んで柔らかくなった…気がした。



「デート…ね…」

リュウキは、ふ~んと鼻で笑いながら

「まぁ、いい。
特別ルールだからな。」

「っえ?」

私の耳元に、リュウキは唇を当てて

「じゃあ、夕方六時にお前の部屋に迎えに行くからめかし込んで待ってろよ?」


甘く囁く様に言う。

私の心臓は、ドクンドクンと早くなる。


「じゃあ、後で。」


リュウキが部屋を出ていく。

私の早くなった心臓は、止まらない。


「っ…あれ?」

私は、心臓にてをあてる。

「私…リュウキとデート、するの?」


『特別ルール』を言葉にして、確認した。


特別ルールって、私のお願いを聞いてくれるって事、なんだ?

「っあ、どうしよっ…」

私もその部屋を出て、自分の部屋へ足を早めた。


おめかし…可愛くしなきゃ。

デートのために。

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