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ご主人様に愛されたくて… ~セックス島~
第10章 特別ルール
私は、持ってきたコスメポーチをひっくり返すと

バラバラバラ!

と、勢い良くアイライナーやグロスが出てきた。

鏡の前に座って、丁寧に塗っていく。



リュウキがお迎え…デート…。

胸が踊り出しそうだ。


私…私…っ


ピンポーン


部屋のチャイムがなる。

「エッ?まだ早くない?」

時計を確認すると、まだ四時を過ぎた所だ。

リュウキでは、ないよね?


私は、手を止めて部屋のドアを開けに行く。

ドアを開けると、そこには

レッドが立っていた。

「こんにちは。ばにぃちゃん。」

レッドは、私を見て微笑んだ。


「っえ?なんで?」

「部屋を知ってるかって?それは、秘密。」

レッドはクスリと笑った。



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