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~罪の天秤~
第3章 人の不幸を笑う罪
熱い舌が自分のと絡み、唾液の音がくちゅくちゅと聞こえてくる。

キスなんて元彼とイヤってほどしてた筈なのに。
それどころかセックスだっていっぱいしてきた筈なのに。
雄二のキスは驚くほど気持ちよくて、しっかり体を支えてないと膝から崩れてしまいそうだった。

「ゆ……じ、部屋…っ…行こ……?」

「何?我慢できない?」

雄二は笑いながら私の頬を撫で、再び深く口付ける。

もうこれ以上続けたらおかしくなりそう……
早く……部屋に行きたいのに…

無意識の内に雄二にしがみつきながらそれを受け入れていた。
歯の裏側を舐められ、舌を強く吸われて腰の辺りから背中にかけてぞくっと肌が粟立っていく。
媚薬でも飲まされているかのように触れ合っている唇から快感が沸き上がった。

「そんな可愛い顔するんだな」

「…ん……何…?」

「いや、何でもねえよ?」

ふわふわしていく頭の中では思考能力が低下しているのか、雄二の言葉も左から右へと流れていく。

「も……部屋、行きたい…っ…」

これ以上はもう無理……
早く…早く中の熱を沈めたい……





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