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第4章 人の彼氏を誘う罪

「…あぁん…っ…やだ…ぁっ…」

ぬるりとした舌が挿入される。
頑張って雄二の頭を引き剥がそうとはするけれどびくともしない。
その間にも私の膣内は雄二の舌に出し入れされながら刺激された。

舌はゆっくりと中を蹂躙し蠢いていて、奥からどんどん溢れてくるのが分かる。
時間をかけるごとに羞恥は薄れていって、いつの間にか私は体全てで雄二の舌を受け入れていた。

「気持ち良い？」

舌の代わりに指で膣壁を擦りながら雄二が意地悪く聞いてくる。
私の状態を見れば明らかなのにその言葉を言わせたいためだろう、雄二は浅いところを出したり入れたりするだけで、なかなか奥を突いてこない。

「……やっ…もっと……奥…っ…」

「俺は気持ちいいかどうかを聞いてんの」

「あ……っん…気持ちいい……っ…」

「じゃあ何で別の男としようとすんの？欲求不満なら俺に電話すればいいじゃん」

前触れもなくいきなり奥を突かれて背中が仰け反った。
そんなこと言われてもさすがに復讐のことは話せないし、それに何より雄二の心の中が読めない。
セフレって自分から言ったくせに激しい束縛とか意味分かんないよ……