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だ〜いすき!
第3章 花火大会の夜は切なくて



―――折角、手を繋ごうと思ったのに。



取り残された陽輔の左手は寂しく空を切るばかりで。


まぁ、スマホ持ってるし大丈夫だろう。
そうは思うが、今日の華子は――人妻には見えないくらいの可愛さで。
その可愛らしい装いは…ヤバイだろ?


―――あいつ、大丈夫だろうか?心配だな。



そんな風に思う陽輔であった。



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