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だ〜いすき!
第3章 花火大会の夜は切なくて


これって、おんぶ…ってことだよね?
――――いやいや、私そんなに軽くないもん!

 
 子供の頃以来のそれに、華子は戸惑いを隠せない。
 
 只でさえ陽輔には迷惑を掛けた。
 
 折角の花火の約束を連絡もしないまま2時間も待ちぼうけさせた挙句に、新しい草履の鼻緒が痛くて上手く歩けない…だなんて。
 奥さんとして色々駄目だと思う華子。
 
 全ては自分の不注意から招いた事態。
 
 さやちゃんに対しては、精一杯のことをして上げたつもりだけれど、ようちゃんに対しては何もしてあげられてはいないどころか、機嫌を損ねてしまった。
 
 陽輔が怒っているのは、自分を心配してのことで、そのことが、華子を居たたまれない気持ちさせる。



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