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だ〜いすき!
第3章 花火大会の夜は切なくて

「…華子、足出して。」

「いいよ、ようちゃん。
足だもん。汚いし、自分で出来る・・・から」

「ダメだ。華子……俺にやらせて?」
 

―――なんで、そんな顔…。
 
 
 それぐらい自分で出来る――そう伝えるため、
華子の前にしゃがみこんだ陽輔の顔を覗き込んだ華子。
 目にした陽輔の傷付いたような表情に華子の胸はチクンと痛んだ。
 再び見せたそのせつなげな表情は、一瞬で消えてしまったけれど、その表情に目を奪われた華子の言葉は尻つぼみになり、引っ込めようとした足は、優しげな口調とは裏腹に、陽輔の有無を言わせぬ視線と足首をやんわりと掴む手に阻まれ、すでにその手の中で。




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