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だ〜いすき!
第2章 熱に溺れて…七夕の願いごと
でも。
今は華子と言う可愛い妻がいる身だ。
一国一城の主としては、仕事も頑張らないと駄目だろ?
入社5年目の中堅社員の陽輔が、今年入社した新人の教育係担当になって。
新人は…男性、女性1人ずつの二人だった。
自分を育ててくれた先輩のように、彼らがきちんと仕事が出来るようになるよう、後輩を育ててやりたい。
そう思っている陽輔は、仕事の手を抜く訳にもいかず、と言うか抜けなくて、どうしても帰宅が遅くなる日々が続いてしまっていた。
そんなこんなで、不本意ながら別々に入浴する日々を更新中な訳だ。
もしそんな喜ばしいチャンスが訪れても、恥ずかしがりな華子のことだ―――すんなりと一緒に風呂に入ってくれるとは思えないんだよなぁ…。
なんて思わなくもないのだが。