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だ〜いすき!
第2章 熱に溺れて…七夕の願いごと

熱帯夜―――エアコンの設置されていないこの寝室はここ数日は寝苦しくてたまらない日々が続いて。

そんな暑さの中で、眠れないことを言い訳にして―――暑さなんか気にならなくなるぐらい疲れたら良く眠れるから…なんて。

そんな理由で華子を抱いたのは自分だった。


―――華子が熱中症になった原因が自分にもあるかもしれない。


華子に魅惑されながらも、その躯の調子を思えばその行為に及ぶことを躊躇してしまう。


「躯を拭いてあげるよ。だからシャワーは朝にした方がいい。」

「あのね、ようちゃん。大丈夫だから。私、自分で服…脱げるから。」

「大丈夫じゃないから倒れたんでしょ。
はい、華子。万歳しよっか。」

「でも!/////」」

「でも!じゃない。
奥さんはだまって旦那の言うことを聞きなさい。」

(ようちゃん、横暴、かも。)




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