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だ〜いすき!
第2章 熱に溺れて…七夕の願いごと
真っ直ぐに自分に向けられている陽輔の、熱を孕んだ視線に、華子の躯の温度もあがってしまう。
頭から湯気が出てるんじゃないか、なんて。
そんな風に思うぐらい、火照ってしまう華子の顔で。
陽輔の視線に思わず華子は露になったその膨らみを両手で隠した。
―――色気なんか無い、そのちっちゃなおっぱい。
いつもは…陽輔に愛撫されながら、なすすべもなく己の全てをさらしてしまう躯は。
陽輔によって熱く溶かされ、その先を求めて踊らされてしまうのだけれど。
自分がその熱に溺れていない時に、小さな胸をそんなに見つめられて。
視線によって暴かれた自分の小さい胸に、華子は何だか心もとない気持ちになってしまう。
小さな胸がコンプレックスな華子は、その視線が恥ずかしくてたまらなく、けれど。
あまり見ないで欲しいと思う反面、陽輔のその視線によってもたらされた甘酸っぱい刺激―――。
胸の先端に走る微弱な電気。
その刺激は、華子の躯を甘く溶かしたのだった。