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だ〜いすき!
第2章 熱に溺れて…七夕の願いごと
興奮すると形や固さが変化する男性器は、女の自分には無いものだった。
(華子はクリトリスが充血することをまだ知らないのだ)
―――お父さんと違う‼
父親のソレが娘と一緒の時に勃起する筈もないのが――。
可愛らしい姿から、太くて固いその肉の塊に変化したするソレ。
初めてまじまじと見た時は、その猛々しい変化にびっくりしたのである。
―――華子が俺をこんなにしたんだ…。
華子を見てこんなに興奮してるんだよ、なんて。
教えてくれた陽輔の、その時の甘い微笑みとその言葉が、華子の脳裏に蘇った。
布越しに感じられる膨らみが、ぐいぐいと背中に当たっている。
それは、陽輔の分身が自分を求めている証拠――…。
躰に感じるその陽輔の膨らみに、
なんだか華子は、自分が凄く色っぽい女性になった気がしてしまうのだった。