この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
だ〜いすき!
第2章 熱に溺れて…七夕の願いごと
「さて。足を拭くから横になろうか。」
―――羞恥心と快感の狭間。
そのジレンマに捕らわれていた華子に対して、陽輔からの少し言葉は、少しだけ意外だった。
直ぐに…、ハーフパンツに手を掛けられてしまう。そう思っていたのだ。
意地悪な言葉で翻弄しておいて。
華子の躰をこんなに熱くしておいて――…。
―――やっぱり、ようちゃんはちょっとだけ意地悪だ。
そんなことを思う反面、やはり、蒸れて汚いそこを見られるのは恥ずかしかった。
でも、張り詰めた陽輔自身に、子宮の奥が疼いてしまうのは―――ようちゃんのせいなの////
**
陽輔は、華子を静かにベットに横たえると、
華子の足もとに回り、膝を立てるようにして横になっている華子の足の間に入り込んだ。
――――華子と繋がりたい。
自分の愛撫に、躯を震わせる華子の姿。
その無防備な躯は陽輔を無自覚に誘っている。
その恥じらいながらも。
素直な反応を見せられてしまえば、気持ちを押さえることなんて陽輔には無理なこと。
ならばせめて―――今日は、華子の躯に負担が少ないように、優しく愛そう。
そう決めた陽輔だった。