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だ〜いすき!
第2章 熱に溺れて…七夕の願いごと


「はなっ…!」

「ようちゃ…ん、苦しっ…」


自分が大好きだという(陽輔の頭の中ではこう変換されている)、華子の可愛い告白に。
陽輔は思わず、華子の躰をギューッと抱き締めた。


「泣くなよ、華子。
華子はどこもかしこも…俺のもの、なんだろ?」

「…うん。」


陽輔の言葉に、華子は恥ずかしげに、頷く。


華子は、陽輔と初めて繋がった日に、陽輔と二人でするセックスが、気持ちが良いものだと知った。

それは、互いの気持ちの交換で、
華子にとっては陽輔じゃないと味わえない、気持ちイイことだった。

高みに昇る瞬間は酷く無防備になってしまう。

どうしようもなく、脆く、弱くなってしまう自分がいた。



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