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だ〜いすき!
第2章 熱に溺れて…七夕の願いごと
でも。
陽輔なら、信頼できる。
気持ちの声に従えば、真っ直ぐに陽輔を求めている自分がいて。
陽輔にしか、委ねる事が出来ない。
そんな自分のこの躰は、
どこもかしこも、陽輔のものだと―――華子はそう思うのだった。
「華子は、…綺麗だよ。」
困惑したような顔で、陽輔を見つめる華子の姿を見ながら、更に陽輔は続けた。
「柔らかく揺れる白い胸も。
このくびれも―――いつだって俺を誘う、こ繁みの奥だって。
でも、一番綺麗なのは…、俺のことを想ってくれる華子の心だ。
華子に汚いところなんか、無いから。」
――――よう、ちゃん…///////!
恥ずかしくて…。思わず顔を背けた華子だったのに。
陽輔のその凄い告白に、さらに涙が瞳から溢れだし、止まらなくてしまう。
「は、な…、泣くなよ。」
「違うの!これは……。嬉し涙だもん。」
自分の言葉でさらに泣き出した華子。
そんな華子を見て、オロオロする陽輔。
―――ようちゃん、だいすき。
こんなにも、自分を想ってくれる、優しい陽輔のことが大好きだと改めて思う華子だった。