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笑える復讐劇
第1章 憾み

パトロン:ばんわ(>▽<)!
電電、久しぶりだおw
自分:うん、お久(笑
…実はちょっとブルー入ってんだ
聞いてくれるか?
彼に「電電」と呼ばれるのはいつぶりだろうか。本当のハンドルネームは「デン・デンムシ」なのだが、親しい彼だからこそ許す愛称の響きは良い。懐かしい文面に懐かしさと感動を感じた反面、和人は耐えられず、すぐに己の激情を吐く場を設けた。そんな性急な書き込みに対してパトロンは気にした様子を見せず、それがまた和人を喜ばせる。互いにキーボードを軽快に打っていると思うと、和人は胸の内を次々と零した。
パトロン:何何?彼女に振られたかにょ〜?
www
自分:何で分かった!?
パトロン:図星かい!お気の毒に
何があったんだ?
自分:最低なんだよ、あのクソ女
俺が今まで大事にしてやってたのに
「愛が感じられないから別れよう?」
「アンタとの将来が見えない」
だってよ
あんまりじゃないか…
俺は本気だったのに…
確かに俺はオタクっぽいけどさ
今日だってデートしに行ったんだ
俺はあんまり遊園地とか苦手だけど、
彼女の事を思って思い出を作ろうと
がんばったんだよ
チケットもご飯もお土産も奢ったんだ
なのに帰り際にいきなる振るか?
…クソッ
パトロン:それは辛いね……
自分:いや、ごめん
無関係なパトロンにつまんない話
しちゃってさ…
聞いてくれてありがとうな
少し心が楽になったきがする
電電、久しぶりだおw
自分:うん、お久(笑
…実はちょっとブルー入ってんだ
聞いてくれるか?
彼に「電電」と呼ばれるのはいつぶりだろうか。本当のハンドルネームは「デン・デンムシ」なのだが、親しい彼だからこそ許す愛称の響きは良い。懐かしい文面に懐かしさと感動を感じた反面、和人は耐えられず、すぐに己の激情を吐く場を設けた。そんな性急な書き込みに対してパトロンは気にした様子を見せず、それがまた和人を喜ばせる。互いにキーボードを軽快に打っていると思うと、和人は胸の内を次々と零した。
パトロン:何何?彼女に振られたかにょ〜?
www
自分:何で分かった!?
パトロン:図星かい!お気の毒に
何があったんだ?
自分:最低なんだよ、あのクソ女
俺が今まで大事にしてやってたのに
「愛が感じられないから別れよう?」
「アンタとの将来が見えない」
だってよ
あんまりじゃないか…
俺は本気だったのに…
確かに俺はオタクっぽいけどさ
今日だってデートしに行ったんだ
俺はあんまり遊園地とか苦手だけど、
彼女の事を思って思い出を作ろうと
がんばったんだよ
チケットもご飯もお土産も奢ったんだ
なのに帰り際にいきなる振るか?
…クソッ
パトロン:それは辛いね……
自分:いや、ごめん
無関係なパトロンにつまんない話
しちゃってさ…
聞いてくれてありがとうな
少し心が楽になったきがする

