この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘密
第8章 秘密
「まさか、いつもと変わらないわ」
「いいコトあったんでしょう…羨ましいわ」
「なんですかー。
白状してくださいよ」
「だから何も…。
あ、オーナー来たみたい」
沙織は慌てて更衣室を出た。
道子がホールの床にモップをかけている。
「おはようございます」
「あぁ、沙織さん、おはようございます」
「すみませんオーナー、それ私やります」
「そう?…お願いします」
「はい」
沙織にモップを手渡してから道子が訊ねた。
「そう言えば咲子さんはお元気?」
「えぇ、とても」
「それならいいんだけど。……この前予約の電話を入れたら出なかったから、お休みだったのかと思って…」
「この前っていつですか?
「えぇっと…先週の土曜だったかしら」
えっ?
先週はずっと元気にしていたはず…
「その時は忙しくて、手が離せなかったのかも知れません」
「それならいいの、また来週でも電話してみるわ」
義母の事だ、また具合が悪くなった事を黙っていたのかもしれない
「あ、オーナー早いですね、おはようございます」
「おはようございます」
「おはようございます。皆さん今日もよろしくお願いします」
「いいコトあったんでしょう…羨ましいわ」
「なんですかー。
白状してくださいよ」
「だから何も…。
あ、オーナー来たみたい」
沙織は慌てて更衣室を出た。
道子がホールの床にモップをかけている。
「おはようございます」
「あぁ、沙織さん、おはようございます」
「すみませんオーナー、それ私やります」
「そう?…お願いします」
「はい」
沙織にモップを手渡してから道子が訊ねた。
「そう言えば咲子さんはお元気?」
「えぇ、とても」
「それならいいんだけど。……この前予約の電話を入れたら出なかったから、お休みだったのかと思って…」
「この前っていつですか?
「えぇっと…先週の土曜だったかしら」
えっ?
先週はずっと元気にしていたはず…
「その時は忙しくて、手が離せなかったのかも知れません」
「それならいいの、また来週でも電話してみるわ」
義母の事だ、また具合が悪くなった事を黙っていたのかもしれない
「あ、オーナー早いですね、おはようございます」
「おはようございます」
「おはようございます。皆さん今日もよろしくお願いします」