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桜宴香~おうえんか~
第1章 桜宴香
思わず唇を離した俺に彼女は小悪魔のようにほほ笑みかける。
一番敏感な場所。
俺の中心にある肉棒を、彼女は柔らかな手で包み込んで下から扱いていく。
少したどたどしい手つきも愛らしく、更に興奮して血流がそこに一気に集まってくる。
困ったな。刺激が欲しいような、欲しくないような……触れられれば爆発してしまうかもしれない。
そんな危惧もお構いなしに、彼女は俺のベルトに手をかけるとズボンと下着を下ろして先端を口に含んだ。
ぺろぺろと舌で刺激を与えながら唇で吸い上げられると過剰に反応してしまう。
「うぅっ」
徹夜明けってのもあって、なかなか制御がきかない。
思わず声を漏らした俺を嬉しそうに見上げてちゅぱちゅぱと音を立てて舐め上げる彼女。
根元は優しく指で擦られて、先端は熱い彼女の口腔内でなされるがまま。
……たまんねえ。
特有の感覚がせり上がってくる。
「さくら、ダメ!」
腰を引いて彼女の口から逃れる。
静かに首を横に振った彼女は
「あたしの口に湊さんの、ください」
怒張した俺を再度口に含むと、今度は口腔の奥まで誘った。
「ぐっ!」
じゅぽっじゅぽっじゅぶじゅぶじゅぶぶっ
ねっとりと激しく吸い付かれてもうどうにもならなくなった俺は
「う、っくぅっ!」
熱い塊を彼女の口内に放った。