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俺の義妹
第2章 結婚…
帰れば、彼女は満面の笑みだ。
俺も笑顔でそれを迎えてやる。
つまり結婚を決まると言うことだ。
当然だ、嫌な顔をして裏切り者! とか言われて殺されたくない。
俺は早々に籍を入れ、彼女…いや、嫁の家族に挨拶しに行く日取りを整えた。
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「ねぇ、たっくんっ。 私達夫婦なんだよねっ!!」
嫁は本当に嬉しそうに話しかけてくる。
こう言うときの嫁は可愛いのだが、いつの間にか機嫌が悪くなりヒステリックになってしまうのが俺の愛を冷ます原因だ。
「苗字は林かぁ…私、ホントに林 林になるんじゃんっ!
最悪~!! 鈴木も嫌だったけど、まだマシだったかもー」
嫁の名前は林と書いて、りんと読む。
俺の名字が林なので、世にも珍しい名前になってしまったのだ。
まぁ、そんな事を話ながら俺達は嫁の実家に向かった。