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十六夜
第3章 焦らされて
『イイコ(^-^)』


その返事が嬉しかった。
冗談だったのか、本気だったのか、、
ただ、分かったのはレイにひかれてはじめていること。レイも私に興味を持っていて欲しいと思った。



ただ、返事には困ってしまっていた。
嬉しさも、パソコンの前、自分の部屋にいて誰も見ていないことも分かっているのに。。
チャットでも全裸で話していることに、、何より身体の反応に、、戸惑っていた。


『恥ずかしい?』


返事に困っていることに気がついたのか、またレイからレスが入る。


『恥ずかしい。。でも、、身体が反応してます。。』


正直に答える。レイには何もかもバレている気がしたから。


『ちゃんと、私の前で全裸で正座してると考えて見て?』


『はい。』


『じゃ、どうすれば良いのか、分かるよね?』


パソコンの向こうから、レイの冷たい視線を感じる。。


『土下座でお詫びします。』


私は自然に土下座した。それがごく当たり前に思えた。
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