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Re:again
第8章 【紫陽花色の雨】
『‥すぐブサイクブサイク言う癖に!』

「俺はブス専だ。カワイイ顔が見たい時は鏡を覗けば会えるから」

コ‥コイツ…。

「まぁ冗談はおいといて。みちる、俺は夏の間しかこっちにいない。お前が俺の首輪をつけるなら連れて帰る。連れて帰って毎日ヤリまくる。俺に抱かれまくって死ね」

『アンタの性欲が恐ろしいよ‥わたしゃ』

そしてアンタのイチモツも。
爽介が鼻で笑う。

「アレくらいで何言ってんだ。これから毎日ヤルんだぞ。お前の頭がおかしくなって俺に服従するまで。酒なんか呑む暇ないだろ」

『服従‥犬の躾じゃないんだから……』

「犬の方が賢い。アイツらは自分の主人を理解する。
お前はさすが単細胞生物なだけあるよ。自分が誰のモノか覚えられないんだからな。
だからお前が誰のモノか思い知るまで身体に覚えさせる。お前は脳味噌が空っぽだから」

さわさわさわ。なぜだかさっきから私の身体を撫でる爽介の手つきが妖しい。

『そ‥爽介さん……??』

「人間ひとつはイイトコロがあるって本当だな。俺、感動したよ!
お前は脳味噌空っぽなブサイクメス豚だが、身体だけはイイ。
俺たちは相性がぴったりだ!
みちる――裸に首輪ってソソルよな」

今、静かにゴングの鐘が鳴り響いた―

*****

「俺、疲れた。お前が動けよ」

寝そべったまま私が上になれと命じる鬼畜。

『閣下。お疲れならば今夜はお休みになられてはいかがでしょう…?』

「鼻と耳、どっちに突っ込まれるのが好みだ。
さっさとしろ。太股あたりに新しい性器拵えてやろうか?
切り裂くのも突き刺すのも俺は得意だ」

もはや発言がバイオレンス‥!!

『……閣下、今どのタイミングであなた様の伝家の宝刀《エクスカリバー》は成長なさったのでしょう…?』

どうして伸縮自在のつっかえ棒みたいに伸び縮みするの?
元気過ぎない?
私はまだ冒険に出る心構えが出来ていないのですが。
一切れのパン、ナイフ、ランプかばんに詰め込んでないのですが。

「‥‥‥俺はお前が好きなんだよ。昔っから」

爽介が頬を赤らめた。衝撃的!!
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