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Re:again
第8章 【紫陽花色の雨】
葵の眼差しが妖しく艶めかしい。
口角が上がっている。
『ぁ‥欲しい…』
「‥誰を‥?‥」
『あっ‥あおいっ…』
「―オレの何を?」
『ぁッ‥葵の…』
―葵の全部が欲しい。
そう口にしたいのに、声に出す前に快楽に捉えられ言葉は千々に千切れてしまう。
「‥もっと大きな声出して‥オレを欲しがってよ…オレのことが欲しいって叫んで…皆に聴こえるように…」
一際震動が激しくなった。高い嬌声を上げた。
そのまま、葵の上で気をやった。
*****
昇りつめ、脱力したまま葵に抱き締められている。
私と同じように葵の呼吸も乱れていた。
「‥童貞には刺激が強い‥みちるちゃん‥いやらしい‥カワイイ…」
恥ずかしくて消えてしまいたい。
身動ぎすると
「‥ダメ。このまま…」
と、より強く腕の中に閉じ込められた。
「‥挿れたい…挿れたい……」
私の髪の毛に顔を埋めながら葵が耳元で低く呟く。
再び欲情しそうになる。
『葵‥苦しいの…?』
先ほどからずっと感じていた葵の張り詰めた部分に手を伸ばそうとすると、動きを制された。
「‥今、触ったらダメッ‥出ちゃうッ……」
いつも以上に上擦った声。
可愛い葵。
葵がそばにいてくれて嬉しい。
額、目蓋、頬に唇を落とす。
「‥ダメだって、みちるちゃんッ‥動かないで‥おっぱい‥目のやり場に困る…」
くぐもった声。
虚ろな瞳―‥半開きになった唇から舌先が覗いた。
我慢し切れず、その舌に自分の舌を絡めた。
『葵が‥こんな風にしたんだよ…?
葵‥葵‥葵…』
耐えるように唇を噛み締める葵の首筋、鎖骨に唇を落とす。
葵は固く目蓋を閉じたまま抵抗しなかった。
葵の桜色の乳首を舌先で転がす。
「んッ‥あぁ………」
葵の身体が弓なりにしなって脱力した。
「‥動いちゃダメって言ったのに…汚しちゃったよ……」
葵の瞳が潤んでいる。
頬を染め、余韻に浸っている葵が愛しい。
呼吸が乱れたままの葵に口付けを落とす。
「‥みちるちゃん酷いよ‥ソウスケにオレのキス、下手だってチクったでしょ‥一生懸命したのに…」
『違う!それが嬉しかったって言ったの‥』
「‥そうなの?…」
眉を潜め疑う表情の葵。
『だって初々しくて‥可愛くて…』
口角が上がっている。
『ぁ‥欲しい…』
「‥誰を‥?‥」
『あっ‥あおいっ…』
「―オレの何を?」
『ぁッ‥葵の…』
―葵の全部が欲しい。
そう口にしたいのに、声に出す前に快楽に捉えられ言葉は千々に千切れてしまう。
「‥もっと大きな声出して‥オレを欲しがってよ…オレのことが欲しいって叫んで…皆に聴こえるように…」
一際震動が激しくなった。高い嬌声を上げた。
そのまま、葵の上で気をやった。
*****
昇りつめ、脱力したまま葵に抱き締められている。
私と同じように葵の呼吸も乱れていた。
「‥童貞には刺激が強い‥みちるちゃん‥いやらしい‥カワイイ…」
恥ずかしくて消えてしまいたい。
身動ぎすると
「‥ダメ。このまま…」
と、より強く腕の中に閉じ込められた。
「‥挿れたい…挿れたい……」
私の髪の毛に顔を埋めながら葵が耳元で低く呟く。
再び欲情しそうになる。
『葵‥苦しいの…?』
先ほどからずっと感じていた葵の張り詰めた部分に手を伸ばそうとすると、動きを制された。
「‥今、触ったらダメッ‥出ちゃうッ……」
いつも以上に上擦った声。
可愛い葵。
葵がそばにいてくれて嬉しい。
額、目蓋、頬に唇を落とす。
「‥ダメだって、みちるちゃんッ‥動かないで‥おっぱい‥目のやり場に困る…」
くぐもった声。
虚ろな瞳―‥半開きになった唇から舌先が覗いた。
我慢し切れず、その舌に自分の舌を絡めた。
『葵が‥こんな風にしたんだよ…?
葵‥葵‥葵…』
耐えるように唇を噛み締める葵の首筋、鎖骨に唇を落とす。
葵は固く目蓋を閉じたまま抵抗しなかった。
葵の桜色の乳首を舌先で転がす。
「んッ‥あぁ………」
葵の身体が弓なりにしなって脱力した。
「‥動いちゃダメって言ったのに…汚しちゃったよ……」
葵の瞳が潤んでいる。
頬を染め、余韻に浸っている葵が愛しい。
呼吸が乱れたままの葵に口付けを落とす。
「‥みちるちゃん酷いよ‥ソウスケにオレのキス、下手だってチクったでしょ‥一生懸命したのに…」
『違う!それが嬉しかったって言ったの‥』
「‥そうなの?…」
眉を潜め疑う表情の葵。
『だって初々しくて‥可愛くて…』