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第9章 【ウィークエンドはあなたと】
「‥あ。オレ、明日から留守にする。シンポジウムに出なくちゃいけなくなった…」

『そうなの?研究を発表するの?』

「‥そう。遠出は憂鬱。土曜日の夜には帰る予定。
帰って来たら‥トマト鍋しようよ‥お野菜いっぱい入れて。次の日はチーズリゾット…チーズトロトロ…」

『美味しそう!!』

「‥頑張って来るからゴホウビちょうだい‥とびきりエロいのよろしくね?
‥オレがいないからってオイタが過ぎるとオシオキするよ…次はどのお口に何を入れてやろうかしら」

肩肘をついて妖しい目付きをする葵。
慌てて寝たふりをする私。
葵が起き上がって布団の上に座り込む。

「‥だからホラ、食べて。みちるちゃんの好きなお豆‥イイコでお留守番出来るように。淫乱を慎めるお薬…」

桜色の乳首を唇に押しあてられ、葵の色香に目眩を覚える。
おねだりと寸止めが上手な葵。
葵のお豆を舌先でつつく。

「‥んっ、んっ、んふぅ…」

鼻に掛かった葵の甘い声が部屋に満ちる頃…部屋の明かりを消す。
可愛い葵を誰にも見られないように―
恥ずかしそうに股の間をもじもじさせながら葵が囁く。

「‥週末はいっしょに過ごそうね…」

*****

6/30(mon)8:00

葵が一度自宅に戻り、出掛けて行った。
前日、葵と選んだ下着を携帯サイトから注文する。
貯まったポイントとパンツ部のカンパで購入。ウキウキ。
オイタをしないよう、葵認定らくだ色の下着で出勤。

6/30(mon)10:00

商品出しや朝礼を終えてレジにスタンバイ。
今日は日配と生鮮品が安い。
ヨーグルトと野菜ジュースが切れてたな。
帰りに買っておかなくちゃ。

「みちるちゃん、彼氏とはどーぉ?」

7月のシフト表とにらめっこしながらパートのお姉様が尋ねる。

『いや、私彼氏いないっす。相変わらずカピカピっす』

「嘘ばっかり~年下の男の子を連れてたって丸井さんが言ってたわよ~カワイイ顔の子!!」

社員さん‥お喋りめ。

『アイツは幼なじみっす。しかも同い年っす』

レジにお客様が並んだので口をつぐむ私たち。

『こんにちは~いらっしゃいませ~』

接客スマイル。
そして笑顔が凍りつく。
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