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第9章 【ウィークエンドはあなたと】
『ごはんどうする?真央ちゃん何食べたい?
どこかに食べに行く?
私が作ろうか?』

「ミーコが作って‥」

両手の人指し指をつんつんくっつけながら上目遣いで私を見つめる真央。
何この子‥!カワイイ!!
私のなけなしの母性が疼くんだけど!

「俺、料理下手だから‥いつも買った弁当ばっか食ってる。たまに葵が差し入れしてくれるけど‥普通のあったかい飯が食いたい」

『葵みたいには上手じゃないけど、一応人並には作れるよ。何作ろうか?』

「唐揚げ!!」

八重歯を見せて真央が笑った。
爽介も唐揚げが好きだった。
何となく微笑ましい。
それから色んな唐揚げを作ろうってことでモモ身、骨付きなどそれぞれの部位を買い込む。
我が家の味付けは醤油+生姜。あと塩コショウ。
物珍しいスパイスや、付け合わせのキャベツとミニトマト、レモンをカゴに入れる。

『アイス買って行こう♪真央ちゃんは?』

ちょっとお高めのカップアイス。新商品のカシスミルクを選ぶ。

「俺はチョコがイイ」

真央が¥100アイスのチョコチップクッキーを選ぶ。

『こっちじゃなくて良いの?』

「コレのが量が多い」

¥100アイスを振る真央。

『もう1個買っても良いよ』

と言ったら嬉しそうにジャムモナカアイスをカゴに入れた。

『真央ちゃんと孝ちゃんは甘いもの好きだよね。爽介は昔から嫌いだったけど。あ、でもこの前ケーキ食べてたな』

「爽兄が?!」

驚く真央。

『甘いモノに目覚めたかな~』

葵用に桃アイスを入れる。

「爽兄が甘いモン食ってるトコ見たことねぇけど‥あ、桃だ」

『うん。葵が好きだから』

「あー。アイツは桃が好きなんじゃなくてね‥」

『違うの?』

「あっ。イヤ、止めとく。俺が言わない方がイイだろうから」

『?』
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