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第10章 【微熱への処方箋】
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5人でホラー映画を見た。
真央と手を取り合いキャーキャー叫ぶ。
ふたりで女の友情を育んでいたら、背中を爽介に抱き抱えられて耳を噛まれた。
隣では真央が“う゛ぉぉぉ”と男らしい雄叫びを上げる。
葵が背後から真央を羽交い締めにし、孝介が真央の股間に電マを当てている。
次男坊コンビの誕生か。
爽介に葵の笛をくわえさせられ、可哀想な真央の心を慰めるためにぴぃぴぃと笛を吹いた。

「‥みちるちゃん‥夜に笛を吹くと蛇が出てくるよ…」

葵の目が細くなり、生け贄真央はズボンを下げられ真央蛇が飛び出した。

「僕が仮性包茎治してあげるー♪」

異常者がビジネスバッグをガザゴソと漁り、ローションとふがしを取り出す。
“ふがし食えよ”“ふがししゃぶれよ”と真央に迫る。
真央が泣きながらふがしをしゃぶる音が聴こえる‥可哀想過ぎて直視出来ない。
孝介はエキサイトしているし、葵は舟を漕いでいる。
山に入ったから疲れが出たのだろう‥。

「忘れてた」

爽介がおもむろに立ち上がり、私の顔の前に萎びた伝家の宝刀を差し出す。
何事かと見守っていたらいけしゃあしゃあと

「俺、今日は口に出してねぇ。1日1回は口に出さないと眠れねぇ」

謎の拘りを見せる。
宝刀をホッケーマスクではたいた。

*****

孝介がふらりと途中退場した。
私、葵、真央で果物とホイップクリーム、アイスでパフェを作る。きゃあきゃあ喜びながら食べる。
爽介が顔をしかめる。
1回だけ口を開けたので八朔を食べさせた。
複雑な顔をしながら爽介は咀嚼した。
真央が驚愕の表情を浮かべる。
葵と真央がパフェを食べさせ合いっこしている隙に、爽介に唇を奪われた。

二十歳前コンビが積木遊びに夢中になった。
積木で建造物を拵え、小さなシャベルを握った爽介が巨人のように建造物を踏みつけるという斬新な遊びだった。しまいには悪ノリした爽介が宝刀で建造物を崩し始めたので鞭、縄、蝋燭でオシオキした。
孝介のグッズも中々役に立つではないか。

30分ぐらいしてから孝介がとんでもない量のアルコールを買い込んできた。
爽介が歓喜の声を上げた。

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