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第10章 【微熱への処方箋】
*****

孝介はスーパーに置きっぱなしにしていた自分の車と爽介の車を見に行った様子。
店長に声を掛け、ついでに大人のお楽しみを買ってきたらしい。
私は病み上がりなので不参加。
爽介と孝介がわいわい言いながら呑み出す。
のけ者にされしょげている真央のために、葵が桃のカル○スを薦めた。
うふうふと楽しそうに“あおいのおかしばこ”から甘納豆を選び食べ始める二十歳前コンビ。
私は卵ボーロをかじる。

*****

『爽介‥呑ませ過ぎ。孝ちゃん、そのくらいにしときなよ』

ハイピッチで酒盛りを続ける鬼畜と異常者。
あっという間にふたりの回りが空き缶・空瓶だらけになった。
ちゃんぽんで呑んでいるのが若干心配。
時計は0時を回ろうかとしている。
二十歳前コンビは抱き合ってスースー寝息を立てている。

「みちる、孝介はザルだぞ。いくら呑んでも酔わねぇ。多少呑み過ぎてもゲロを吐けば元通り」

え?!この前酔っ払ったところ見ましたけど?!

「酔ったフリして女をハメるのがコイツの常套句だ。姑息だ。
死んでも治らねぇ」

爽介の悪態に孝介がふ、と笑う。

「騙される方が悪い」

また艶かしい眼。
ふぅ‥。

「爽ちゃん、僕も頂戴よ」

煙草をくわえる爽介に孝介が手のひらを差し出す。

「‥止めたんじゃなかったのか?」

爽介から煙草とジッポを受け取る孝介。

「そのつもりだったんだけど。最近イライラが募って」

ちらと孝介が流し目をくれた。

「あぁ…俺も。あんまり呑まないようにしてんだけどな。ついつい呑み過ぎちまう」

爽介と孝介が視線を絡ませ妖しく微笑む。

孝介に唇を奪われ、舌先を持っていかれる。
爽介が私の顔を自分の方に向け、上下の唇を噛まれる。
ボーッとしていると、タイミングを計ったように一斉に煙草の煙を吹き掛けられた。むせ込む。
また交互に唇を奪われる―

「「どうしてこんなに胸がざわつくんだろうな?」」

*****
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