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Re:again
第12章 【乱・反・射】
王室のような室内に臆し、シャワーでも浴びようかとバスルームに向かう。
『うわぁ~スゴ~イ!!』
浴槽は丸く、大人4人が入れるほど大きい。
ジャグジーなんて素敵よね!
夜景も見下ろせるし、アメニティが充実している。
ブランドを確かめ、思わず呟く。
『根こそぎ持って帰ろう』
香油の瓶を開け香りを確かめる。薔薇か!
薔薇の生花も用意されているし、これは良い。
ゴージャスな気分が楽しめるぞ。
肌触りの良いバスローブに頬擦りしていたら、ガラス張りの壁から背後霊が覗いていた。
「お背中お流ししましょうか?みちる様‥」
何だか表情が暗い鬼畜。そして態度が奇妙。
『そっ爽介‥?どうしたの…?』
「…………」
珍しく私の顔色を伺っている。どうした?
新しい人格出てきた?
『いっしょに入りたいの?』
ふるふるふる。悲しげな表情の爽介。
「みちる様のお世話をしたいのです。
今晩から私のことは下僕とお呼び下さい」
しおしおと壁に張り付く鬼畜下僕。
アンタ誰だよ!
ニュージャンル開拓すんな!
『何かよくわかんないけど入りたいなら来なよ‥そんなとこにへばりついてないでさ。
南国の大きなヤモリみたいで気味が悪いよ』
私がTシャツとジーンズを脱ぎ、浴室に入ると洋服を着たままで爽介がついて来る。
『どうしたの?裸族は封印?新しい必殺技でも出てくるの?』
技のデパートなの?
「私の穢れた身体でみちる様のお目を汚すわけには参りません‥弟たちに叱られてしまいました。
私はエロいだけでセクシーとはかけ離れているクズです。下半身と脳が直結した恥ずかしい生き物です‥」
もじもじとTシャツの裾を弄る爽介。
『えっと‥さっきのコトならもう怒ってないよ?あとごめん。真面目に反省してくれてるところ悪いけど、絡み辛い。
普段の鬼畜で口が悪い爽介の方が良い。横暴な爽介が好きなの。
チェンジでお願いします』
「‥みちる様は普段の私を好いて下さっているんですか?」
『さっきから言ってるじゃん!しつこい男は面倒くさいよ!チェンジ!』
『うわぁ~スゴ~イ!!』
浴槽は丸く、大人4人が入れるほど大きい。
ジャグジーなんて素敵よね!
夜景も見下ろせるし、アメニティが充実している。
ブランドを確かめ、思わず呟く。
『根こそぎ持って帰ろう』
香油の瓶を開け香りを確かめる。薔薇か!
薔薇の生花も用意されているし、これは良い。
ゴージャスな気分が楽しめるぞ。
肌触りの良いバスローブに頬擦りしていたら、ガラス張りの壁から背後霊が覗いていた。
「お背中お流ししましょうか?みちる様‥」
何だか表情が暗い鬼畜。そして態度が奇妙。
『そっ爽介‥?どうしたの…?』
「…………」
珍しく私の顔色を伺っている。どうした?
新しい人格出てきた?
『いっしょに入りたいの?』
ふるふるふる。悲しげな表情の爽介。
「みちる様のお世話をしたいのです。
今晩から私のことは下僕とお呼び下さい」
しおしおと壁に張り付く鬼畜下僕。
アンタ誰だよ!
ニュージャンル開拓すんな!
『何かよくわかんないけど入りたいなら来なよ‥そんなとこにへばりついてないでさ。
南国の大きなヤモリみたいで気味が悪いよ』
私がTシャツとジーンズを脱ぎ、浴室に入ると洋服を着たままで爽介がついて来る。
『どうしたの?裸族は封印?新しい必殺技でも出てくるの?』
技のデパートなの?
「私の穢れた身体でみちる様のお目を汚すわけには参りません‥弟たちに叱られてしまいました。
私はエロいだけでセクシーとはかけ離れているクズです。下半身と脳が直結した恥ずかしい生き物です‥」
もじもじとTシャツの裾を弄る爽介。
『えっと‥さっきのコトならもう怒ってないよ?あとごめん。真面目に反省してくれてるところ悪いけど、絡み辛い。
普段の鬼畜で口が悪い爽介の方が良い。横暴な爽介が好きなの。
チェンジでお願いします』
「‥みちる様は普段の私を好いて下さっているんですか?」
『さっきから言ってるじゃん!しつこい男は面倒くさいよ!チェンジ!』