この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Re:again
第13章 【さよならの向こう側】
「女共は?」

『温泉へ女磨きに。元気だねぇ‥』

「‥やっとふたりきりだ。野郎共は川にナンパしに行った。
真央は泣きながら連行されたよ。
アイツが連れてくんのが男なのか女なのか見ものだ」

ふふんと爽介が笑う。
私が食べ終わるのを待って、煙草に火を点ける。

『‥爽介は良かったの?』

「スケコマシのタイトルは返還した。ベルトは孝介に譲るよ。俺にはコケシがいる」

ビールを口移しで呑まされる。
ラッシーを飲ませようとしたら嫌な顔をされた。

『どうせコケシですよ。ちんちくりんですよ。可愛い女の子ナンパしてきたらイイじゃないですか~そうやって今までたくさんの女の子を泣かしてきたんでしょう?』

昼間に呑むアルコールは廻る。
僅かに口に含まされただけなのに、ふわふわした。
ベッドへうつぶせに寝転ぶ。

「‥まぁな。だけど俺を泣かせたのはお前くらいだよ」

背中に重みを感じた。
爽介がベッド脇のサイドテーブルの上にビールを置く。

『私もマイコ先生の“美乳講座”を受講してこようかな?
爽介はおっぱいが大好きだもんね?』

振り返ると表情の読めない眼差しをした爽介。
喉の奥から変な音を鳴らしている。

「‥ダメ。お前は俺と遊ぶの。新しい水着見せろよ。しょぼい乳を晒せ。チェックしてやる‥なぁ、なんで俺といっしょの部屋がイイって言わなかったんだよ」

膝に抱かれ、爽介が私の胸元に顔を埋める。
くぐもった声を出して甘えた。

『‥自分も言わなかったじゃん。皆で遊びに来たんだから。
マイコといっしょに眠ることも出来なくなるし。ガールズトークしたい』

マイコにどぶろくを呑ませると面白いんだもん。
いつも以上にアケスケになって、オープンマインド!放送禁止用語が乱立するんだよ?

「お前らレズなの?
俺よりマイコがイイのか?みちるもおっぱい星人なのかよ?」

ふにふにと爽介が乳房を弄ぶ。

「金魚のちっぱい‥柔らかい」

ふふと爽介が微笑む。
ちょっと酔っ払ってる?

『小さくない!標準だもん。マイコが大き過ぎるの』

「‥レズの仲間に入れろよ。俺もブラジャーするから。な?な?」
/395ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ