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第13章 【さよならの向こう側】
ショッキングピンクのベアトップに、黒いショートパンツを穿いた早織ちゃんに頬をつつかれる。
‥薄化粧は肌の美しさが際立つよねぇ。
細かい粒子のラメのアイシャドウと、つやぷるな唇。揺れるピアス。
う~ん。色っぽい…。
動く度にプルプル揺れるパイオツ。
確実にDカップはあるな‥。
思わず谷間を凝視する。CカップとDカップには乗り越えられない深い溝がある。
異種族なのだ。
いつの日かおっぱい戦争が起きるかも知れない。

「みーちゃん‥さおりんと並んで、年下に見えるってどういうコト‥?」

炭を起こしながら孝介が微妙な表情をする。
いつの間に“さおりん”呼びに?!

『早織ちゃん、ぜーったい、あの無駄に顔だけ整ったイケメンに近付いちゃダメだよ!
笑顔に騙されちゃダメ!!異常者なんだから!!』

「え~っ?孝介さんは素敵な男性ですよ?
ひとあたりも良いし‥」

くすくすと笑う早織ちゃん。
全力で騙されてるじゃんか‥。
赤いタンクトップを着た孝介が艶かしい目付きをする。
唇が、“ダマレ、ハメルゾ”と蠢く。
背筋が寒くなった。
孝介が笑いながら、舌舐めずりをした。

「早織ちゃん、ミーコの言うコトは本当だ。
兄貴たちに騙されんな。特に2番目。モンスターなんだ」

手のひらにキュッとした感触。
ツインテールに淡いピンク色のTシャツを着た真央が、しくしくと泣きながら私の手を握っている。

『真央ちゃん‥また孝ちゃんに虐められたの?』

「女物の水着を着せられて、根性試しだって滝壺から突き落とされた。
下の水着が流された俺を見捨てて、あの男はナンパした女共とシケ込みやがった。
俺は泣きながら水着を探したよ。
親切なひとが声を掛けてくれたかと思いきや、襲われかけた。
もう少しで《ひと夏の経験》デビューしそうだったよ。
幸い、相手が男だったから金蹴りして逃げた。うちの2番目は悪魔だよ‥見ろ、今現在も俺は辱しめを受けている」

Tシャツの下には女性モノのカラフルな三角ビキニを着用していた。
真央の涙を拭う。

『真央ちゃんが男の子でも、女の子でも私たちの友情は不滅だよ…?』

「俺は男だ!」

真央が泣き叫んだ。

爽介が肩で風を切りながら、クーラーボックスを抱えてやって来る。
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