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Re:again
第4章 【嘘の自白】

『ふふふ。惚れたが負けだよね。どんなに苛められても、爽介に手を繋がれるとどうでもいいや!
しょうがないじゃん!好きなんだからって思ってた』
「気持ちの確認って、いったい何だったんだろうね?」
『本当にね。毎年恒例になってたから、確認せずにはいられなかったのかも。
高校でもたま~に鉢合わせすると、絡まれることがあったし。
そういえば春先だったな~。確認したかったのかな?
ことごとく無視したけど』
「ブフッ。無視したのかよ!」
『無視だよ。無視無視。だって“意味がない”んだよ?
私、彼氏いたし』
「いたね~。無駄に荒れてたね。でも、これで納得」
『何がよ』
「高校生になっても、好きだったんでしょう?
結局、爽介君のことが」
『‥そうだったのかも。たま~に、思い返してそうなのかな?って…』
「誰と付き合ってもうまくいかないはずだよ。素敵なひともいたのに。相手じゃなくてみちるの心の中の問題じゃん。それって」
『言わないで~。耳が痛い!!』
「痛めるなら心よ。
元彼の皆さんにゴメンナサイしなよ、アンタ。地獄に堕ちるよ」
『あ~。あちこち痛いわ。加齢のせいだわ‥』
「で?どうすんの??」
『は?』
「ちょい待ち」
空になったお皿をウエイトレスさんに下げてもらい、マイコからドリンクバーから飲み物を取ってきてくれた。
マイコはブラック。
私はカフェオレ。
「貴史君から連絡先貰わなかった?
第二弾するみたいよ。女の子もメンバーを入れ替える。
昨日は‥ごめんね。
配慮が足りなかった。
今度は良く考えるから。日程もみちるに合わせる。
男の子もメンバー変わると思うけど‥たぶん爽介君、来るよ。
いや、全力で落としに来るよ。みちるを」
『いやっ‥それは…』
「実は今朝から、貴史君経由で爽介君がみちるの連絡先教えろって凄いんだわ。
さすがにアンタに一言断っておかないとと思ってスルーしてんだけど。
アッ!まただ‥」
マイコのスマホが光っている。
しょうがないじゃん!好きなんだからって思ってた』
「気持ちの確認って、いったい何だったんだろうね?」
『本当にね。毎年恒例になってたから、確認せずにはいられなかったのかも。
高校でもたま~に鉢合わせすると、絡まれることがあったし。
そういえば春先だったな~。確認したかったのかな?
ことごとく無視したけど』
「ブフッ。無視したのかよ!」
『無視だよ。無視無視。だって“意味がない”んだよ?
私、彼氏いたし』
「いたね~。無駄に荒れてたね。でも、これで納得」
『何がよ』
「高校生になっても、好きだったんでしょう?
結局、爽介君のことが」
『‥そうだったのかも。たま~に、思い返してそうなのかな?って…』
「誰と付き合ってもうまくいかないはずだよ。素敵なひともいたのに。相手じゃなくてみちるの心の中の問題じゃん。それって」
『言わないで~。耳が痛い!!』
「痛めるなら心よ。
元彼の皆さんにゴメンナサイしなよ、アンタ。地獄に堕ちるよ」
『あ~。あちこち痛いわ。加齢のせいだわ‥』
「で?どうすんの??」
『は?』
「ちょい待ち」
空になったお皿をウエイトレスさんに下げてもらい、マイコからドリンクバーから飲み物を取ってきてくれた。
マイコはブラック。
私はカフェオレ。
「貴史君から連絡先貰わなかった?
第二弾するみたいよ。女の子もメンバーを入れ替える。
昨日は‥ごめんね。
配慮が足りなかった。
今度は良く考えるから。日程もみちるに合わせる。
男の子もメンバー変わると思うけど‥たぶん爽介君、来るよ。
いや、全力で落としに来るよ。みちるを」
『いやっ‥それは…』
「実は今朝から、貴史君経由で爽介君がみちるの連絡先教えろって凄いんだわ。
さすがにアンタに一言断っておかないとと思ってスルーしてんだけど。
アッ!まただ‥」
マイコのスマホが光っている。

