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Re:again
第7章 【EAT ME!】
『なんか‥色々ごめん。さっぱり思い出せないけど』
「思い出せよ!
耳の穴から脳味噌垂れ流してんじゃねぇよゾウリムシが!!
人間辞めちまえ!!
自然に還れよ、この単細胞生物!!!
毎年、お前に訊いただろ?“俺のこと好きか”って!
他の奴らを撒いてトロくさいお前を連れ出すのがどんなに大変だったと思う?
なんでそんなしち面倒くさいこと毎年していたと思う?」
『たまたまふたりきりだったんじゃないの??
いたいけな私をいたぶるためじゃないの??』
「ちげーよ!
クラスが離れても、お前が俺のことをちゃんと好きでいられるように確認させてたんだろ?
お前にイイトコロ見せようと思って球技大会・持久走・運動会‥俺、死ぬほど頑張ったじゃん」
『ただのスポーツ馬鹿とかじゃなくて??』
「なんでだよ‥頭痛くなってきた。
俺が活躍するとお前が喜ぶから俺は…」
そんな甘酸っぱい小さな恋のストーリーが、私の預かり知らぬところで繰り広げられていたとは‥。
『でも女の子の噂がたくさんあったよ!
彼女がたくさんいたでしょ!!
このハーレム野郎!!』
「その彼女がお前だろ?!
ハーレムなんて身に覚えがない!!
変なゲームのし過ぎだよ、お前…。
その頭はマジで何が詰まってんだ?飾りか?
メッタ刺しにされながら犯されるのと、犯されながらメッタ刺しにされるのどっちが好みだよ。
出血ご奉仕大サービスしてやんよ、この能無しが!!
‥あっちが俺を勝手に好きだったって話だろ‥俺はお前以外、手出してねぇよ。
手出されたことも忘れてるうすら馬鹿がお前だけどな」
『でも皆が噂してたよ…』
「噂と俺とどっち信じんの。だいたいお前、俺に直接確認しなかったじゃん。ごくごく簡単なことなのに」
『…皆、爽介のことが好きだった』
「だから何だよ。俺は、別に好きじゃない。
たくさんの人間に好かれたからって、その人間全員に気持ちを返せるわけなんかないだろ。
俺はひとりしかいないのに。
俺はうすら馬鹿の相手で手一杯だった」
「思い出せよ!
耳の穴から脳味噌垂れ流してんじゃねぇよゾウリムシが!!
人間辞めちまえ!!
自然に還れよ、この単細胞生物!!!
毎年、お前に訊いただろ?“俺のこと好きか”って!
他の奴らを撒いてトロくさいお前を連れ出すのがどんなに大変だったと思う?
なんでそんなしち面倒くさいこと毎年していたと思う?」
『たまたまふたりきりだったんじゃないの??
いたいけな私をいたぶるためじゃないの??』
「ちげーよ!
クラスが離れても、お前が俺のことをちゃんと好きでいられるように確認させてたんだろ?
お前にイイトコロ見せようと思って球技大会・持久走・運動会‥俺、死ぬほど頑張ったじゃん」
『ただのスポーツ馬鹿とかじゃなくて??』
「なんでだよ‥頭痛くなってきた。
俺が活躍するとお前が喜ぶから俺は…」
そんな甘酸っぱい小さな恋のストーリーが、私の預かり知らぬところで繰り広げられていたとは‥。
『でも女の子の噂がたくさんあったよ!
彼女がたくさんいたでしょ!!
このハーレム野郎!!』
「その彼女がお前だろ?!
ハーレムなんて身に覚えがない!!
変なゲームのし過ぎだよ、お前…。
その頭はマジで何が詰まってんだ?飾りか?
メッタ刺しにされながら犯されるのと、犯されながらメッタ刺しにされるのどっちが好みだよ。
出血ご奉仕大サービスしてやんよ、この能無しが!!
‥あっちが俺を勝手に好きだったって話だろ‥俺はお前以外、手出してねぇよ。
手出されたことも忘れてるうすら馬鹿がお前だけどな」
『でも皆が噂してたよ…』
「噂と俺とどっち信じんの。だいたいお前、俺に直接確認しなかったじゃん。ごくごく簡単なことなのに」
『…皆、爽介のことが好きだった』
「だから何だよ。俺は、別に好きじゃない。
たくさんの人間に好かれたからって、その人間全員に気持ちを返せるわけなんかないだろ。
俺はひとりしかいないのに。
俺はうすら馬鹿の相手で手一杯だった」