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Re:again
第7章 【EAT ME!】
『‥出ておいでよ‥私の可愛い甘納豆モンスター…』
カタカタと震えるふすま。
押し入れの奥からすすり泣きが漏れ聞こえる。
『ごめんね、葵‥ごめんなさい。出てきてよ…』
ふすまをゆるゆるとさするが、投降の兆しがない。
ふすまを開けようとしたらバチン!指を挟まれた。
『いでっ‥!お願いだから許してよ葵ちゃん‥いっしょに野菜スティックかじりながらト○ロ見よう?』
少しだけふすまが開く。
モンスターが片目でこちらの様子を窺っている。
「‥今日は‥いっしょにいようって約束したじゃないぃ…みちるちゃんの嘘ツキィ……おたんこなすドリアァ………」
涙声。ずぴずぴ。
『そうだね。嘘つきだね‥ごめんね。
いつも嘘ばかりついて…出てきてよ。お願いだから……顔を見せてよ』
「‥ソウスケと遊んでればァ?!……」
バチン!!!
ふすまが再び閉まる。
『爽介とは遊ばない。
葵と遊びたい。葵と野菜スティック食べてト○ロ見てパジャマパーチーしたい。
そして徹夜でツイストを踊り明かそうよ。
私を赦して……』
「‥もうト○ロ見たもぉん!……」
『そうなの?
じゃあナ○シカは?ラ○ュタは?
紙粘土で飛○石作ってあげる。
プラ板で巨○兵作って遊ぼうよ。
ボックス踏みながら』
ふすまがガタガタガタ!!!
「…ハ○ルが良いぃ……」
『ハ○ル?ちょっと待ってね…あぁ、あるよ。
録画したヤツだけど。
これで良い?葵、ハ○ルが好きなの?
段ボールで葵の動く城作ってあげようか?』
静寂。
『葵?葵、大丈夫?生きてる?お願いだから出てきてよ。甘納豆食べるから。
野菜スティックも全部食べるから。
高野豆腐片手にリンボーダンスしようよ。物干し竿で』
「‥‥‥‥オレが嫉妬に狂いながら野菜を切り刻んでいる間、みちるちゃんはソウスケとセックスしてたんだね…」
カタカタと震えるふすま。
押し入れの奥からすすり泣きが漏れ聞こえる。
『ごめんね、葵‥ごめんなさい。出てきてよ…』
ふすまをゆるゆるとさするが、投降の兆しがない。
ふすまを開けようとしたらバチン!指を挟まれた。
『いでっ‥!お願いだから許してよ葵ちゃん‥いっしょに野菜スティックかじりながらト○ロ見よう?』
少しだけふすまが開く。
モンスターが片目でこちらの様子を窺っている。
「‥今日は‥いっしょにいようって約束したじゃないぃ…みちるちゃんの嘘ツキィ……おたんこなすドリアァ………」
涙声。ずぴずぴ。
『そうだね。嘘つきだね‥ごめんね。
いつも嘘ばかりついて…出てきてよ。お願いだから……顔を見せてよ』
「‥ソウスケと遊んでればァ?!……」
バチン!!!
ふすまが再び閉まる。
『爽介とは遊ばない。
葵と遊びたい。葵と野菜スティック食べてト○ロ見てパジャマパーチーしたい。
そして徹夜でツイストを踊り明かそうよ。
私を赦して……』
「‥もうト○ロ見たもぉん!……」
『そうなの?
じゃあナ○シカは?ラ○ュタは?
紙粘土で飛○石作ってあげる。
プラ板で巨○兵作って遊ぼうよ。
ボックス踏みながら』
ふすまがガタガタガタ!!!
「…ハ○ルが良いぃ……」
『ハ○ル?ちょっと待ってね…あぁ、あるよ。
録画したヤツだけど。
これで良い?葵、ハ○ルが好きなの?
段ボールで葵の動く城作ってあげようか?』
静寂。
『葵?葵、大丈夫?生きてる?お願いだから出てきてよ。甘納豆食べるから。
野菜スティックも全部食べるから。
高野豆腐片手にリンボーダンスしようよ。物干し竿で』
「‥‥‥‥オレが嫉妬に狂いながら野菜を切り刻んでいる間、みちるちゃんはソウスケとセックスしてたんだね…」