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Re:again
第7章 【EAT ME!】
『帰ってきたよ。
もしかすると葵が待っていてくれるかも知れないと思って』
「‥寂しかったんだからッ…」
『うん。うん。そうだね。ごめんね。葵…』
ぐしゃぐしゃな髪を手櫛で撫で付け、額にキスを落とす。
泣き濡れた目蓋にも‥。
葵の頬が更に赤くなった。
『出ておいでよ‥パジャマパーチーの続きしよう?』
葵の目が泳ぐ。あれ?
『どうしたの?
ねぇ、手に握ってるの、何??』
「‥タンス見てみて…オレの気持ち……」
嫌な予感。
葵を放って、慌ててタンスの引き出しを開ける。
チェックするのは下着コーナー。
『テメェ‥全力でヤリやがったな………』
タンスの中の下着がすべてらくだ色に統一されていた。
『勝手に他人の下着の衣替えすんな!
私のパンツ、どこにやったんだよ!』
布団をぐいぐい。
押し入れ引きこもりモンスターをサンドイッチから引き抜こうとする。
「‥やだぁ~やめてぇ~……」
モンスターが動く度、押し入れからこぼれる私のエロ下着…。
「‥これはもうオレの~…みちるちゃんの下着は今日からあっち~‥ひとりで買うの恥ずかしかったんだからぁ~…すごーくジロジロ見られた‥
“らくだ色の下着すべて下さい”って色んなお店ハシゴしたんだから~」
そりゃ見るよ。
ただでさえアンタみたいな美男子がランジェリーショップにいたら目立つのに、らくだ色の下着大人買いしてたらあらゆる疑惑と妄想を掻き立てるよ。
「‥このためにカテキョしたんだからぁ~‥
バイト代全部つぎ込んだんだからぁ~
このエロいのは全部没収‥みちるちゃん、男アソビが治んないから…」
葵の瞳に涙が浮かぶ。
『‥無駄な情熱燃やすなよ』
必死で私のエロ下着を掻き集めようとする葵。
『わかったよ。今日からはらくだ色の下着を着るよ。だから‥ね、とりあえずそんな狭いところから出ておいでよ』
もじもじする葵。
「‥出るに出られないの…」
もしかすると葵が待っていてくれるかも知れないと思って』
「‥寂しかったんだからッ…」
『うん。うん。そうだね。ごめんね。葵…』
ぐしゃぐしゃな髪を手櫛で撫で付け、額にキスを落とす。
泣き濡れた目蓋にも‥。
葵の頬が更に赤くなった。
『出ておいでよ‥パジャマパーチーの続きしよう?』
葵の目が泳ぐ。あれ?
『どうしたの?
ねぇ、手に握ってるの、何??』
「‥タンス見てみて…オレの気持ち……」
嫌な予感。
葵を放って、慌ててタンスの引き出しを開ける。
チェックするのは下着コーナー。
『テメェ‥全力でヤリやがったな………』
タンスの中の下着がすべてらくだ色に統一されていた。
『勝手に他人の下着の衣替えすんな!
私のパンツ、どこにやったんだよ!』
布団をぐいぐい。
押し入れ引きこもりモンスターをサンドイッチから引き抜こうとする。
「‥やだぁ~やめてぇ~……」
モンスターが動く度、押し入れからこぼれる私のエロ下着…。
「‥これはもうオレの~…みちるちゃんの下着は今日からあっち~‥ひとりで買うの恥ずかしかったんだからぁ~…すごーくジロジロ見られた‥
“らくだ色の下着すべて下さい”って色んなお店ハシゴしたんだから~」
そりゃ見るよ。
ただでさえアンタみたいな美男子がランジェリーショップにいたら目立つのに、らくだ色の下着大人買いしてたらあらゆる疑惑と妄想を掻き立てるよ。
「‥このためにカテキョしたんだからぁ~‥
バイト代全部つぎ込んだんだからぁ~
このエロいのは全部没収‥みちるちゃん、男アソビが治んないから…」
葵の瞳に涙が浮かぶ。
『‥無駄な情熱燃やすなよ』
必死で私のエロ下着を掻き集めようとする葵。
『わかったよ。今日からはらくだ色の下着を着るよ。だから‥ね、とりあえずそんな狭いところから出ておいでよ』
もじもじする葵。
「‥出るに出られないの…」