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フライングバタフライ
第2章 事件へ【性描写有】
とは言え、カサイに少しも興味がないわけではない。
疲れてはいるが整ったその顔は世間的にはイケメンの部類に入るだろうし、大人特有の裏表もあまりないためとっつきやすい。
またユミを子供扱いしないのも高ポイントだった。
(さすがに年頃の女を部屋に連れ込んで何もしない、ってのはどうかと思うけど。)
事件のミーティングはカサイの住むこのワンルームマンションの一室で行われる。私生活を忙殺されているカサイの部屋は必要最低限の家具しかなく、ゲストルームのようだった。
しかし、その部屋で幾度となく秘密の会議を繰り返してもカサイはユミに何かしらのアプローチもかけなかった。
始めは自身の女のプライドを傷つけられた(カサイを受け入れるかは別として)ユミだったが、カサイが自分をビジネスパートナーとして見ているような気がして嬉しかったのだ。
疲れてはいるが整ったその顔は世間的にはイケメンの部類に入るだろうし、大人特有の裏表もあまりないためとっつきやすい。
またユミを子供扱いしないのも高ポイントだった。
(さすがに年頃の女を部屋に連れ込んで何もしない、ってのはどうかと思うけど。)
事件のミーティングはカサイの住むこのワンルームマンションの一室で行われる。私生活を忙殺されているカサイの部屋は必要最低限の家具しかなく、ゲストルームのようだった。
しかし、その部屋で幾度となく秘密の会議を繰り返してもカサイはユミに何かしらのアプローチもかけなかった。
始めは自身の女のプライドを傷つけられた(カサイを受け入れるかは別として)ユミだったが、カサイが自分をビジネスパートナーとして見ているような気がして嬉しかったのだ。