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フライングバタフライ
第2章 事件へ【性描写有】

(この男の怒った顔はやけにセクシーなんだよな。)
ヤクザの親玉をボコボコにする、と言ったユミにカサイは怒りの目を向けた。
「分かってるって、冗談だってば。」
カサイが怒るのはユミを心配している時だった。
ユミは心配されている、ということを確認するためにわざとカサイを怒らせる。
「私はそのナイトクラブで麻薬密売の現場を確認すればいい、それだけね?」
「・・・なんだ、ちゃんと聞いていたんじゃないか。」
「そうそう、バイト代よろしくね。」
ユミはニッコリと笑った。
カサイは溜め息をついて、それに答えるように笑った。
ヤクザの親玉をボコボコにする、と言ったユミにカサイは怒りの目を向けた。
「分かってるって、冗談だってば。」
カサイが怒るのはユミを心配している時だった。
ユミは心配されている、ということを確認するためにわざとカサイを怒らせる。
「私はそのナイトクラブで麻薬密売の現場を確認すればいい、それだけね?」
「・・・なんだ、ちゃんと聞いていたんじゃないか。」
「そうそう、バイト代よろしくね。」
ユミはニッコリと笑った。
カサイは溜め息をついて、それに答えるように笑った。

